browser-use が9月16日に出した jev-ultrafast は「最速・最安のウェブエージェント」で、9日で19,000を超えるスターが付いています。Google Flights の検索が7.1秒、ブラウザへの通信回数が1,092回から101回に減ったと測定値が出ています。速さの正体は秘密のモデルではなく、文章を生成するのをやめた設計です。選択肢のどれを選ぶかだけを聞くので、1トークンも生成しません。
ただし、そのままでは売り物に組み込めませんでした。判断の部分が外部APIに直結していて、ページのURL・題名・見えている文字・すべての操作対象とその現在値が、判断のたびに丸ごと出ていきます。お客さまの業務画面を操作させる道具が、その画面の中身を毎回よそへ送るのでは話が通りません。
直したのは1行です。判断の送り先を環境変数にして、9月18日に作ってあった手元の判断サービスに向けました。環境変数を置かなければ本家とまったく同じ動きのままです。
問い合わせフォームを要素表にして渡すと、TYPE_TEXT を0.67、入力先にメールアドレス欄を0.94で選びました。外部通信はゼロです。19,000スターの道具でも組み込めるかは別の話で、分かれ目は性能ではなくデータがどこへ出ていくかの1点でした。そしてその1点は1行で変えられました。
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