英国には TheyWorkForYou という国会議事録サイトが20年あります。郵便番号を入れると自分の議員が出て、その人が国会で何と言ったかを言葉から引ける。mySociety というNPOが作っていて、中身はオープンソースです。
日本の国会会議録は国立国会図書館がAPIで公開しています。それを読むための土台が無かったので、TheyWorkForYou を日本の国会で動かしてみました。2026年6月の25会議・1,395発言が入り、「沖縄」で50件、「子供」で51件が発言者名と会派つきで出ます。住所を入れると小選挙区と衆議院議員も出ます。
素のままでは日本語が1件も引けませんでした。全文検索エンジンの Xapian が、一文をまるごと1語として索引していたからです。Xapian 1.4 にはCJKをn-gramで切る仕組みが入っているので有効にしましたが、索引側と検索側の両方で立てないと噛み合わない、PerlのバインディングにはCJKの定数が無い、という2つの落とし穴がありました。
ほかに、php-xapian が読まれず検索が黙って無効になっていた件、取り込み時に日本語が実体参照になっていた件も直しています。郵便番号と小選挙区の公式な対応表は日本に無いので、入口は住所にしました。
つまずいた5か所と、会議録APIからの変換スクリプトの詳細は元記事に書いています。
この記事は要約版です。続きは元記事でどうぞ:
国会の答弁を言葉で検索するTheyWorkForYouを日本語化し、国会会議録APIとXapianのCJK検索を直して公開した