台風25号の大雨で、千葉県の北印旛沼の堤防が切れました。「氾濫したところは、ハザードマップに指定されていたのか」を、手元のデータで確かめました。
国土地理院が空撮から描いた北印旛沼周辺の浸水範囲(9月22日時点で559.7ha)を、洪水ハザードマップの元になる洪水浸水想定区域(国土数値情報A31)と、点ではなく面積どうしで重ねています。
結果は、想定最大規模の区域に100%、計画規模の区域にも99.9%入っていました。どちらにも入っていなかったのは0.1haだけです。水が引くまでの時間の想定にもほぼ全部入っていて、栄町安食は「3日〜1週間」の想定でした。想定どおりの場所が、想定どおりに浸かったケースです。
一方で、高崎川・鹿島川沿いの佐倉市街や養老川などは、国土地理院の浸水範囲データが出ていないため面積では確かめられていません。川から離れたくぼ地の道路冠水のような内水も、この区域の対象外です。
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印旛沼の決壊で浸かった560haを洪水ハザードマップと重ねた——台風25号の国土地理院 浸水推定図と洪水浸水想定区域を面積で照合