CRMを巡って、いま行き場のない方が2種類います。ひとつはSalesforceが高いと感じている方。Enterpriseは1ユーザーあたり月21,000円(2026年8月時点の公式価格)で、営業10人なら年252万円。それだけ払って実際に使っているのは顧客台帳と商談管理だけ、という会社を何度も見ました。もうひとつはSugarCRMの無料版を探していた方。Community Editionは2017年にサポートが終了し、いまは配布もされていません。
どちらにも同じ答えを出せます。日本語UIが最初から同梱されたオープンソースCRM「EspoCRM」を、自社の営業フローに合わせて構築するやり方です。本体はAGPLでライセンス費ゼロ、素のPHPとMySQLで動くので月1,000円前後のVPSで十分。当社で2026年8月に日本語UIを実機確認しました。
ただし「無料のOSS」と「使えるCRM」の間には壁があります。設置、商談ステージの設計、データ移行、権限、運用——ここを越えないと現場では使われません。
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