「AIを安く、速く、自社仕様で」が実現できる会社がある、という話
最近、「AI導入支援」を謳う会社をよく見かけるようになった。
ホームページを開くと「生成AIで業務効率化」「ChatGPTを社内に導入」と書いてある。話を聞いてみると、要するに既存のAIサービスをつなぐ設定作業を代行してくれる、ということが多い。
それ自体は悪くない。ただ、こんな悩みが残る。
- 毎月のAI利用料が思ったより高い
- 他社と同じような機能しか作れない
- サービス側の仕様変更に振り回される
- 自社の業務フローに合わせた細かい調整が難しい
エクスブリッジはそこを解決する会社だ。
なぜ安くできるのか
AI関連のツールには、無償で公開されている「OSS(オープンソースソフトウェア)」が世界中に無数に存在する。音声合成、画像生成、動画編集、文章解析、データ管理——驚くほど多くの機能が、無料で使える形で公開されている。
エクスブリッジはこのOSS群を組み合わせてシステムを作る会社だ。
たとえばエクスブリッジが自社で使っている動画自動生成システム「Kurage」は、記事を読ませると2分のAI解説動画が自動で完成する仕組みだ。ナレーション生成も、画像合成も、動画編集も、すべてOSSで動いている。月額ゼロ円で何本でも動画が作れる。同等の機能をSaaSで揃えようとすると、毎月数万円かかる。
コストが下がるのは、AIサービスの利用料ではなく「作り方」の違いによるものだ。
なぜ自社仕様にできるのか
SaaSを組み合わせてAIツールを作る場合、できることはそのSaaSの仕様の範囲内に限られる。「ここをもう少しこうしたい」という要望が出ても、サービス側が対応していなければ諦めるしかない。
OSSで構築したシステムは、設計から動作まですべて自社で把握している。変更したければコードを変えればいい。
kbookorbitという電子書籍管理システムを自社向けに構築した際、大容量ファイルが表示できないという問題に直面した。既製品のSaaSなら「対応していません」で終わる話だ。しかしOSSで作っていたため、別の方式に切り替えて問題を解決できた。こういう「最後の手段」が使えるのが、OSSで作ることの強みだ。
なぜ速いのか
エクスブリッジは「調べながら作る」ではなく、すでに使ったことがあるOSSを組み合わせて作る。
動画生成、音声合成、Webスクレイピング、ジョブ管理、SNS連携——これらは実際に自社プロダクトで稼働している。「できるかどうか」を検証する時間がいらない。使い方も、落とし穴も、すでに知っている。
また、毎日AIとOSSの最新情報を収集し、「今どの技術が使えるか」を常にアップデートしている。新しいツールが出たとき、すぐに評価して取り込める体制がある。
何が作れるのか
これまで構築してきたシステムの一部を挙げると——
コンテンツ自動化:記事を書くと自動で動画になり、YouTubeに投稿され、SNSに告知が流れる仕組みをゼロから作った。
非同期AIジョブ基盤:AIに重い処理をさせるとき、画面がフリーズしない仕組み。1分かかる処理でも、ユーザーは待ち画面を見ずに済む。
SNS情報収集:高額なAPIを使わず、X(旧Twitter)の検索・投稿をAIエージェントが自動で行う仕組みを構築した。
電子書籍管理:市販のサービスでは難しい独自仕様の書籍リーダーを内製した。
いずれも、既製品SaaSを使う場合と比べてコストを大幅に抑えつつ、自社業務に最適化した形で動いている。
「AI導入支援」のどこが違うのか
AI導入支援を謳う企業が増えているが、多くは「特定のAIサービスの販売代理店」に近い。提案できるソリューションが、取り扱うサービスの範囲に限定される。
エクスブリッジは自分たちでシステムを作り続けてきた会社だ。提案できるソリューションが、実際に作って動かした経験の範囲まで広がる。
安いAIを使えばいい場面では安いAIを選ぶ。高品質な出力が必要な場面ではそこに投資する。ローカルで動かせるならクラウドに頼らない。その判断を、自分たちで実際に試した経験から行うことができる。
最後に
「AIを使いたいが、コストが不安」「一度導入したらベンダーに縛られそう」「自社の業務に合わせた細かい要件に対応してもらえるか不安」——そういった悩みのある経営者に、一度話を聞いてほしい。
エクスブリッジはAIとOSSを使いこなすことで、大手IT企業と競争できるソリューションを低コストで提供できる会社を目指している。